皆様
お世話になっております。フライハイワークスの黄です。
本日はNintendo Switch版の
「オリとくらやみの森(Ori and the blind Forest)」
のプレイ後感想をお送りいたします。
(※10月に台湾で8割がた書いたのに書き終えていなかった)
コウシャチョーの「オリとくらやみの森(Ori and the blind Forest)」実況プレイ[Part 1]
【前置き】
まず結論を申しますと、良作だったと思います。
ビジュアル/グラフィックはすごくキレイでしたし、
シーンの緩急に合わせたオーケストラ(?)の楽曲もすごくよかったです。
「どこを切り取ってもキレイな作品」というイメージです。
本作のオリジナルは、2015年の3月11日にPC/Xbox Oneでのみに発売したタイトルというのもあり、日本では今までこのタイトルに「聞いたことはあるけどどういうゲームかは知らない」という方が多かったでしょう。僕もその一人でした。
このタイトルは本来Xbox/PCでしか出ないようなタイトル(マイクロソフト系タイトル)がNintendo Switchでリリースする3本目のタイトル(マインクラフト→カップヘッド→オリ)だと思うのですが、前の2本が結構「鳴り物入りで」来たのに比べると、2019年現在となっては、山ほどある雰囲気ゲーの1つという感じなので、ちょっとビジネス的には難しいところもあるんじゃないかな、と想像しています。(実際は知りませんが)
LIMBOやINSIDEに代表される「雰囲気ゲー」ですが、2013年~2015年ぐらいのころ、当初は本当に「これぞインディーゲームだ!」という「むしろ最先端」という感じだったのですが、今やこういう見た目が近しい雰囲気ゲーは沢山ありますからね。
価値観の変化が年々早くなっていて、ゲームを出すのもすごく難しいな、と思う今日この頃です。
ちょっと話がそれてしまったので、この話題はまた別の機会に。
【プレイ感想】
ゲームプレイは前編非常に楽しかったです。
できる事がスキルツリーを埋めることによってプレイ中も増えていくので、
ずっと退屈することなく、最後までプレイできました。
それで、自分はノーマルでプレイしたのですが、それでも「やや難しかった」感じです。アクションゲームに人並みの自信がある方はノーマルでもいいと思いますが、あまり自信はない方は、イージーなどを選択したほうが無難だと思います。
サウンドのクオリティも非常に高かったです。
プレイ中ずっと「キレイなゲームだなー」と連呼してたと思います。
今調べたらサウンド制作の舞台裏の動画がありましたね。
Ori and the Blind Forest (オリとくらやみの森) - サウンドトラック制作舞台裏
翻訳は「普通」でした。
間違った翻訳などは無かったんだと思うのですが、
ピンとこない横文字名詞が多くて、中盤ぐらいまで戸惑いがありました。
「能力セル」、「精霊の光(=経験値)」、「ソウルリンク」など。
あと、プレイヤーキャラが確定するまで20分ぐらいかかり、小さくて白いキャラと、大きくて黒いキャラ、「どっちがオリなのかな?」がわからなかったです。
個人的には、せっかくマイクロソフトがパブリッシュしている作品なので、
いまからでも翻訳をし直して各機種パッチを出してほしい。
これだけハイクオリティの作品が翻訳のクオリティのせいで全体のゲーム体験が若干下がっているのが本当にもったいないと感じる。
次回作につなげるという意味でも、今からでもそれをやっていいと思う。
かける労力に比べて得れるものは非常に多いハズです。
実況プレイしたときに思ったのは、
明らかにほかの実況より視聴者数が少なかったということ。
やはり2019年現在、どれも似たような感じに見える「雰囲気ゲー」は
食傷気味なのかな、という印象。
あくまで「ジャンル的な話」であり、
本作の良し悪しを断定している話ではありません。
本作は間違いなく良作でやる価値がある作品だと思います。
来年には次回作「Ori and the Will of the Wisps」も出るみたいで。
僕は確実にやりますね。
Ori and the Will of the Wisps - E3 2019 - Gameplay Trailer
以上です、ではでワークス!